国会で手話パフォーマンス
3月18日、参議院予算委員会で質問をした今井議員は、能登半島地震について触れたうえで、被災地で情報の届きにくい聴覚障がいのある人への支援強化について手話を交えて訴えた。だが、このパフォーマンスにも……。
《国会でヘタな手話パフォーマンスするよりも、パリ研修の報告しろ》
《国会は手話が必要な場所ではない。見え透いた茶番》
《手話を自慢げに披露されても、エッフェルおフランスの件は忘れませんよ》
何をしてもパリ研修を引き合いに出される始末。国民が納めた血税を原資に活動している国会議員とはいえ、こうした国民の声に耳を傾ける余裕がなくなってしまったのか。
今井議員のXは約8万人、インスタグラムは約7万人のフォロワーを抱えており、議員の活動報告をするツールとしては、重要な役割を果たしていたはず。そのSNSを削除した背景には何があったのか。
削除の理由について、今井議員の議員事務所に問い合わせると、
「現在リニューアル中です」
と、答えた。
――つまり、これから復活するということ?
「そうです」
――その復活は、いつ?
「リニューアルしている最中なので、目途が立てば、またお知らせするなりしていきます」
と話したうえで、
「正式な取材であれば文書でいただけますか? お電話ではお受けしていませんので」
と付け加えた。そこで、改めてFAXで質問状を送付したが、期限までに回答はないままだった。今井議員が国民に対して適切な説明をする日は来るのか――。