3月22日から公開されている映画『四月になれば彼女は』の公開初週興行ランキング4位にランクイン。佐藤健と長澤まさみの初共演となる映画とあって、公開前から話題を集めていた映画だったが、採算を取れるか分からない厳しいスタートとなった。
同映画の原作は映画プロデューサー兼小説家の川村元気氏による同名の小説。約45万部を売り上げる人気作の満を持しての実写映画だったが、公開3日目まで観客動員数は約16万3000人、興行収入は約2億3000万円と、ヒット作と言われる20~30億に到達するのは難しく、大コケとなりそうだ。
同映画のキャスティングは豪華そのものだ、と語るのは芸能プロ関係者。
「これまで映画・ドラマとさまざまな作品をヒットさせてきた佐藤健・長澤まさみ。しかも初共演ですから、これだけでも期待は高まります。さらに今売り出し中の森七菜やドラマ『不適切にもほどがある!』で話題となった河合優実など、人気俳優が勢ぞろいです。
ただ、人気俳優とはいえ、アラフォーを迎える佐藤・長澤の本格的なラブストーリーだったり、22歳の森七菜が佐藤健の元カノ役だったりするなど、ちょっと違和感を抱く配役も観客離れの原因のようですね」
途中何度も寝そうになった
これ以上ない俳優陣のミスキャストは低空飛行となる大きな要因。さらに爆死必至とも言えるスタートとなってしまったのにはストーリーにも理由がありそうだ。本作の内容は愛を終わらせない方法を探すラブストーリー。この物語が難しく、面白くないと評価されているようだ。
《泣けるような泣けないような微妙なストーリー。離れた気持ちで見ると、男女にありがちな心のすれ違い》
《泣いてしまうかもなんて思い見に行きました。でも、内容が難しくて???状態で終わってしまいました》
《正直ここ近年1番おもしろくない作品かも。途中何度も寝そうになった》