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「英王室は苦境を迎えているという認識で間違いないと思います。チャールズ国王もキャサリン妃もがんを患っているこの状況は、歴史を振り返っても珍しく、異様な事態です」
英国王室と日本の皇室は150年以上の歴史
そう話すのは英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さん。
天皇、皇后両陛下は6月に約1週間、イギリスを公式訪問される予定。国賓として歓迎行事に臨むほか、両陛下が結婚前に留学されたオックスフォード大学への再訪も検討されている。英国王室と日本の皇室との交流は、明治時代にまで遡り、150年以上の歴史がある。そんな皇室と親交の深い英王室を、かつてない危機が襲っている。
「チャールズ国王は今年1月、キャサリン妃は3月にそれぞれ、がんであることを公表されました。おふたりとも早期発見ではないかといわれているので、両陛下が国賓として訪英される際は、お元気になられていると思われます」(多賀さん、以下同)
キャサリン妃が公表した動画では、かなり痩せた姿に心配の声が上がった。
「ご本人は“心や身体や精神に必要なことに集中し、毎日強くなっています”とおっしゃっていましたが、心配の声も多くありました。ほかにも“プライバシーが必要”と自身の状況に理解を求めようとする発言がありましたので、今はそっとしておいてほしいのだと思います」