「下の娘についてですけれども、今、環境関係のことはおそらく学校でも授業などで話題になるんでしょう。夏にどうやって冷房を少なくして涼しく過ごせるかということを考えていたようで、宿根朝顔を窓の外にカーテンのようにはわせたいと言い始めて、それで一緒にしました。
また、私は機械があまり得意でないんです。パソコンは、使ってはいるんですがあまりよく知らない機能がほとんどなんですけれども、ときどき部屋に来て、私の知らない機能を教えてくれたりすることがあります」
記者会見の場で明かす学校生活
秋篠宮家の次女、佳子さまは、皇室の一員として天皇陛下を支える大切な役割を担うこととなる。彼女の成長過程は、国民の大きな関心事のひとつであり、秋篠宮ご夫妻は記者会見の場などで佳子さまたちの学校や家庭での生活などを明かしている。
2005年11月22日、誕生日を前にした記者会見で、「佳子さまの最近のご様子、ご成長ぶりについて、具体的なエピソードを交えてお聞かせください」と質問された秋篠宮さまは、当時、学習院初等科5年生の佳子さまの近況などを冒頭のように紹介した。さらに、同席した紀子さまも次のように述べた。
「次女の佳子は小学校の生活を大切にしつつ、スケートの練習に励んでおります。運動も好きですが、一方で静かに部屋で過ごす時間も増え、上の姉よりすすめられた本を楽しそうに読んでいる姿をよく見かけることがあります。
また、短い時間の中でも布や毛糸などの身近な素材を使って人形や飾りを作ったり、お菓子を焼いたりしています。私も誘われることがたびたびありますが、このように創り出す喜びの心を持ち続けていることにうれしさを覚えます」
「スケートの練習」とは、佳子さまが小学校2年生から始めたフィギュアスケートのことだ。習いたてのころは氷の上で転んだこともあったりしたらしいが、徐々に上達して楽しくなったようだ。