撮影者も含めて本人特定はできています
「昨晩、匿名のお電話でバイトテロ動画が拡散されているというお電話をいただき、事態を把握しました。アルバイトの顔が映っていたため本人に確認したところ、“間違いない”と。撮影者も含めて本人特定はできています」
Googleの店舗情報を確認すると、4月4日早朝に【SNS動画について】というタイトルで、経緯や今後の対応が綴られていた。
《動画を確認したところ、柿生店の肉の盛り付け担当のアルバイトが、口に含んだ飲み物を厨房内の通路上に吹き出し、その飛沫が調理場に置いてある野菜の付近まで飛んでいく、、という動画を確認する事が出来ました。
その行為は飲食店に携わる者として有るまじき行為であり、「何でこんな事をするのか…」という憤りと共に、弊社としてアルバイトへの教育が足りていなかった事も、アルバイトがこのような行為を行なってしまった要因の一つでもあるのだろうと深く深く反省しております》
撮影日は4月1日。吹き出したものは男性アルバイトが飲むために用意していた水で、動画に映っていた男性アルバイトと撮影者を即日解雇処分。加えて4月4日〜5日の2日間を臨時休業とし、徹底的な除菌・消毒と社内規律の再構築を行うという。
また当該事案発生当日(4月1日)に柿生店を利用した人は、返金の対応をするとも綴られていた。当事者2人への対応については、
《弁護士先生に相談の上、対応を検討していく予定でおります。最後になりますが、今後二度とこのような事が起きないよう、社内規律だけでなく、一般常識や道徳教育などにも力を入れ、少しずつでもお客様の信頼を回復出来るよう努めて参ります。また新たな情報が入ってきた際には、直ぐに情報を開示させていただきます》
昨年、『スシロー』や『くら寿司』など人気回転寿司チェーンを利用した客による迷惑行為が問題になったが、今年に入り焼肉店のバイトテロが続いている。
スシローでは迷惑行為の発覚後、株価が大幅下落。一時は時価総額168億円が消失したとも言われるなど“若気の至り”では済まない状況だけに、アルバイトの教育も徹底してほしいものだ。