若い世代は使わない言葉でも、同年代のコミュニティーであれば伝わるケースは多々ある。若者の冷めた視線に負けずに使い続ければ、“チョメチョメ”のように奇跡の復活を遂げる死語もあるかもしれない。
その他にもこんな意見が!
・OK牧場
高齢の母が使っていて、自分でも言うようになった(東京都・58歳・女性)
・ちょいワル
取って代わる言葉がないような気がする。相手を褒めているようで、実はちゃかしている印象があるので使いやすい(東京都・60歳・女性)
・ナウい
そういえばみんな使っていませんね。今、気づきました(神奈川県・61歳・女性)
気に入っているフレーズなので、一生抜けないと思う。やめようとも思わない(東京都・63歳・男性)
・着メロ
マナーモードにしてほしいときに着メロ切れよと言ってしまう(京都府・46歳・男性)
・アウトオブ眼中
語感が良いので、ふとした瞬間に言いたくなる(愛知県・49歳・男性)
・よっこいしょういち
これを言うと、場がなごむことが多い(沖縄県・49歳・女性)
若い女性が使っているのを見て驚いた(東京都・66歳・男性)
・チャリンコ
自転車は言いにくいので、チャリンコと言ってしまう(徳島県・70歳・男性)
チャリとかチャリンコというほうが可愛いのであえて使い続けたい(東京都・52歳・女性)
・元気印
朝のスタート時に自分を発奮させるために使う(福岡県・66歳・男性)
・バイビー
可愛い印象があり、使いがち(愛知県・44歳・女性
・キャピキャピ
若い子を見ると思わず言ってしまう(長野県・52歳・女性)
・ぶりっ子
永遠に不滅な存在だと思うけど……。今なら「あざとい女子」なのかな(滋賀県・51歳・女性)
※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて3月中旬、全国の40歳以上75歳以下の男女1000人を対象に選択方式で実施
取材・文/とみたまゆり
八幡和郎 評論家、歴史作家、国士舘大学大学院客員教授。1951年、滋賀県大津市出身。東京大学法学部を経て'75年、通商産業省入省。入省後官費留学生としてフランス国立行政学院(ENA)留学。『民族と国家の5000年史』(扶桑社)など著書多数