例えば昨年3月13日には《なんとか散歩できた。笑》と自虐まじりながら深刻な様子。
同7月25日には、
《なんか病院行ってもよく分かんないんだよなぁ。いろいろ試します》
と漢方薬の画像を貼り付けた。病名や詳しい病状には言及しないものの、対症療法に悩んでいたことがうかがえる。幸い薬は効いたようで、約1か月後には、
《やっぱり(やはり効いたという意味)少しずつ良くなってきたから散歩。笑。となると同じ状態で治ってない人は…》(昨年8月5日)
と他者を気遣う余裕も。その後は体調に関する投稿はなくなり、病気を乗り越えたようにも思われたが……。
「モデルみたいなもん」容疑者のナルシストな一面
容疑者はもともとビジュアルには自信があったとみられる。約4年前にはユーチューバーとしてデビューし、
《イケメンがイケメンを生かして、「あれ」「これ」をやるチャンネルです! モデルみたいなもんだね よろしくお願いします! 28歳です。笑》
とチャンネル紹介。しかし、その内容は屋外で自撮りした無言のショートムービーを数本投稿するだけで、動きといえば舌をペロッと出したり、ウインクする程度だったからバズるはずもなかった。近所の男性によると、
「公園でベンチに座って、空を見上げながらブツブツ独り言を言っていた。様子が少し妙だった」
なぜ犯罪に走ってしまったのか。何のための借金だったのか。行き詰まり具合を含め、犯行の詳しい背景解明が待たれる。