メンバー間の“ズレ”
嵐はどうなっていくのか、株式会社嵐の代表取締役である弁護士の四宮隆史氏に聞いた。
「株式会社嵐は、グループ単位でSTARTO社とエージェント契約を結んでおり、グループとしての活動のために設立した会社になります」
つまり、メンバー個人の仕事に関与することはないということだ。そして、気になる今後の活動については、
「現時点では決まっていませんが、具体的なことが決まり次第、メンバーからファンのみなさまにお知らせいたします」(四宮弁護士)
STARTO社にも、株式会社嵐の今後について問い合わせたが、
「これまでタレントを支えていただいた多くのファンのみなさまや関係者の方々のご期待に沿うべく、さらなる飛躍を目指してまいります」
と、答えるにとどまった。だからといって、極秘裏に今後の計画が動いているわけではなさそうで、
「本当に何も決まっていないようですよ。“これから考えていく”段階だとか」(前出・芸能ジャーナリスト)
5人は今、バラバラの方向を向いていて……。
「今後の人生やキャリアにおいて、興味のあることや、やりたいことに“ズレ”が生じているようです」(芸能プロ関係者、以下同)
いったい、どんなキャリアを望んでいるのか。
「大野智さんはようやく手に入れた“自由な生活”を手放したくない思いが強い。小さなお子さんがいる相葉雅紀さんと櫻井翔さんは、性加害問題がお受験に影響することを恐れて独立を考えているとか。さらに、櫻井さんは次世代のアイドルをプロデュースすることに強い興味を持っているといいます。松本さんはコンサートや舞台の“演出家”としての仕事に、さらに力を入れていきたいそうです」
唯一、5人が一致しているのは、
「'23年10月に一足先に独立した二宮和也さんのように、自由に動きたいということです。全員が40代となり、この先の人生を考えたとき、それぞれのキャリアプランから、今は“嵐”の文字は消えているようです。本音としては、もうアイドルはやりたくない気持ちもあるそう」
嵐を脱ぎ捨てて5人は“ハダシの未来”へ駆け出していくのか─。