中森明菜ブランドなら適正価格か

《今回イベントの価格設定や応募方法については、ファンの足元を見ている感が正直強い》
《絶対に強気な金額設定だと思いますが、ファンしては会えるのなら、ファン層が高い年齢なので払えてしまう金額だと思います》
《食事は無しで価格を少し下げて、多くのファンに来てもらえるようにすれば良いのにと思う》

 遠方からイベントに来るファンの場合、往復の交通費や宿泊費などを加えれば出費は10万円を超えてしまう人もいるだろう。やはり値段を“高すぎる”と感じている層が多い。

 ネット上では《何年間も会費を払っていてもグッズを売るだけのイベント開催や、ちょっとしたweb会報に数千円の会費を払っていたファンに慎ましいイベントがこれっていうのもなかなか強烈》といった皮肉の声も聞かれた。

 芸能人や歌手のディナーショーは、本人と間近に触れ合える。ファンにとっては嬉しいイベントであり、通常のライブやコンサートに比べれば価格は“お高め”なのは常。「それでも中森さんのイベントはとりわけ高い」と芸能プロ関係者は語る。

「中森さんに同じく80年代から活躍を続ける歌手でいえば、松田聖子さんは23年末のクリスマスディナーショーの価格は1人5万2000円です。これは高いと話題になりました。岩崎宏美さんの同種イベントでも一般チケットのS席が3万3000円。各種会員割引の場合は2万8000円です。こうして比べてみると中森さんの価格設定はネットの声にあるように、超がつくほど《強気》ですね」

 ネット上では《中森明菜ブランドに於いては適正価格》《高いの安いの言う自体が不毛》といった声もある。とはいえ、価格設定に見合う中森のパフォーマンスに期待といったところだ。