学芸員の夢を諦めマンションへ転居
引っ越し先として、NY郊外の一軒家が有力視されたが、
「圭さんが務める法律事務所にも、眞子さんがインターンとして通っていたメトロポリタン美術館(MET)にも通勤可能な距離に位置する物件でしたが、結局夫妻が引っ越したのはNYまで車で1時間ほどかかるマンション。弁護士として働く現在の圭さんはリモートワークが主で、月に2回ほどしか出社していないそうですから、都心部から離れていても仕事に支障はないのでしょう。しかし、今のマンションから眞子さんがMETに通い続けるのはさすがに難しいでしょう。渡米してすぐのころ、眞子さんはMETで学芸員になることを強く希望していたと聞いたのですが、今は諦めてしまったのかもしれません……」
昨年以降、眞子さんはMETでの活動をほとんど行っていないという。
「現在は、ひとりで外出することはほとんどないようです。自炊もしていないそうで、夜になると圭さんと近くのショッピングモールの飲食店で食事をするのが習慣化しているみたい。また、暇を持て余しているのか、圭さんの出張に同行したこともあったそう」
かつて切望していた学芸員になる夢を諦めてまで、NYから遠い今のマンションを選んだ理由について、評論家で皇室に詳しい徳島文理大学の八幡和郎教授はこう分析する。
「子どもを授かりたいという気持ちが強いのだと思います。今の状況では、おふたりのご家族から人手などの援助を受けることは難しいでしょう。そんな中で、子どもを育てながら美術館での勤務を続けることは簡単ではありません。都心から離れた場所への引っ越しやMETでのキャリアの中断は“この2、3年で子どもを”という計画への布石だと考えられます」