子どもの誕生を待ちわびるのは

ふたりの子どもは、上皇ご夫妻にとっては初ひ孫となる(宮内庁提供写真)
ふたりの子どもは、上皇ご夫妻にとっては初ひ孫となる(宮内庁提供写真)
【独自写真】コスプレ姿の小室圭さん、眞子さんではない美女と笑顔で密着!

 ふたりに子どもが生まれれば、上皇ご夫妻にとって初のひ孫、秋篠宮ご夫妻にとっては初孫となる。そんな特別な子どもの誕生を特に待ちわびておられるのが美智子さまだ。

「美智子さまは、ご自身にとって初孫にあたる眞子さんを大変可愛がっておられました。眞子さんが幼いころは、一緒に絵本を読まれたり、養蚕の作業をお手伝いさせたことも。眞子さんの成長をつぶさにご覧になられていた美智子さまだからこそ、眞子さんの子どもに会うことをとても楽しみにされていることでしょう」(宮内庁関係者)

 美智子さまの願いは近いうちに叶うかもしれない。

「上皇ご夫妻や、ご両親に子どもを見せるため、小室夫妻が一時帰国する可能性は十分に考えられます。もしかしたら、出産を前に帰国することもあるかもしれません。その場合、来年春ごろに行われるであろう、悠仁さまの成年式に合わせて帰国するのではないでしょうか。

 皇族が海外へ行く場合、閣議決定が必要となります。上皇ご夫妻や秋篠宮ご夫妻がNYへ行かれるには、相応の理由が必要であり、高いハードルを越えなくてはなりませんから、小室夫妻がご家族のもとに赴くことになるでしょう」(前出・八幡教授、以下同)

 さらに、小室夫妻の子どもは皇位継承におけるキーパーソンになり得るそうで、

「現在、皇室典範改正の議論が行われており、旧皇族からの養子の他、愛子さまや佳子さまが結婚後も皇室に残られる可能性が浮上しています。仮に典範が改正された場合、現状よりも皇位継承が安定的に行われる可能性があります。しかし、悠仁さまや愛子さま、佳子さまにもお子さんが生まれないことも考えられます。そうした場合、いずれ即位される悠仁さまの姉という、天皇に近い存在である眞子さんの子どもが皇室に入られる可能性はゼロとはいえないでしょう」

 皇室を離脱し、ようやく手にしたNYでの平穏な暮らしだが、待望の第1子で再び嵐が吹き荒れるかもしれない。

八幡和郎 評論家、歴史作家、徳島文理大学教授。東京大学法学部を経て1975年通商産業省(当時)入省。1997年退官。著書に『妃殿下の研究』(幻冬舎)など