投稿する写真が“マッチングアプリにおける(オジサンの)プロフィール写真ばりのキメ顔”ばかりでおなじみ。しかしその一方、写真で身につけているファッションが注目、ときに着用商品が高騰することもある、さすがの“平成のファッションリーダー”木村拓哉。
派手な格好をした人はキムタクでした
木村は現在、テレビ朝日開局65周年記念ドラマ『Believe-君にかける橋-』に主役となる大手ゼネコンの土木設計部長役で出演中。初回は民放連続ドラマで世帯視聴率トップ(11.7%)と好調なスタートを切るも、直近の第3話では視聴率は一桁(9.6%)に。また、いつものように(?)“キムタクのカッコよさの押し売り”などの否定的な意見も……。
ドラマは絶賛撮影中。木村も撮影で忙しい日々をインスタグラムでたびたび投稿しているが、そんな合間を縫ってゴールデンウィーク中に彼が訪れたのは──。
「なんだか目に止まってしまうような派手な格好をした人がいるなぁと思ったら、キムタクでした」(近隣住民)
暑い日差しが注がれたゴールデンウィーク5月某日の都内某所。なんだか大きく見えるキャップ、どデカいロゴの入ったスウェット。下はこれまたどデカくプリントが入ったハーフパンツの男。自転車にまたがり、街に現れた。そのオーラはやはり“主役級”。木村だ。
「バイクの『ハーレー・ダビッドソン』のロゴを模したスウェットは日本のストリートブランド『RATS(ラッツ)』のものですね。プリントにあるようにバイカー文化などを基とした無骨なデザインの多いブランドです。スウェットも木村さんも好きなヴィンテージの古着を意識したもの。ハーフパンツにラインソックス、足元はコンバースと、頭の先から爪先までこういったアメリカンカルチャーが好きなんだなぁという格好ですね。近所のためかインスタグラムに投稿している写真で見られる格好より、いくぶんラフですね」(スタイリスト)
木村はフラッと自転車で現れた。しかし、その自転車も“木村”らしく……。
「“自転車界のテスラ”とも言われているオランダ発祥の『VanMoof(バンムーフ)』というブランドの電動自転車ですね。他のブランドでは見られない奇抜なフレームデザイン、オートマチックの変速、スマホとの連携などが“テスラ”と呼ばれる一因です。価格は安くなく、30万円超。木村さんが乗っているのは、サーフブランドながらカスタムバイクや服などを手がけるブランドのロゴもフレームに付いているので、カスタムやコラボでさらに高額なものではないでしょうか」(自転車ショップ店員)