神栖市周辺はコンビナートが多い工業地帯。春先は修繕工事が多く、そもそも宿が取りづらい時期だった。
佐藤はロケ地の選定にも関わっていた
「窓口には宿泊場所に関する相談が100件ほど来ましたので、それぞれの事情に合わせて空きのある宿泊施設を紹介しました。それでも泊まる場所が見つからない方には、弊社が管理している宿泊可能なマンションの空き部屋を提供しました。佐藤さんの制作するドラマに協力できたのであればうれしい限りです」(南部タクシーの担当者)
現地でのスムーズな連携もあって成功した大規模ロケだが、水面下で佐藤も尽力していたようだ。
「佐藤さんにとって『グラスハート』はプロデューサーとして初めての作品。そのため“絶対に成功させたい”と意気込んでおり、自らオーディションに面接員として参加したり、ロケ地の選定、撮影の段取りなど、制作にまつわるほとんどの工程に関わっています。神栖市での大勢のエキストラを要した撮影も、あらゆる事態を想定していたため、早々に対応できたのかもしれません」(制作会社関係者)
『シティーハンター』や『忍びの家』など、日本発のNetflix作品が成功を収める中、佐藤の『グラスハート』もヒット間違いなし!?