実写化にはケチがつきものか
人気タイトルの実写化にはケチがついてしまうものであり、最近のケースでは『ゴールデンカムイ』が挙げられる。原作のビジュアルに忠実と評判を呼んだ土方歳三役・舘ひろしや鶴見中尉役・玉木宏に対して、肝心の主人公・杉元佐一役の山崎賢人が公開前から叩かれてしまった。
山崎の場合、マンガ原作の実写化に相次いで主演したことも影響しているのだろう。
とはいえ竹内もマンガや小説を原作とした実写化作品に出演しており、そのすべてが批判を招いたわけではない。池井戸潤原作で老舗足袋業者の奮闘劇を描いたドラマ『陸王』(TBS系)では、ケガからの再起を目指すマラソン選手・茂木裕人を力強く好演。幸田もも子による少女マンガ『センセイ君主』の実写映画化ではヒネクレ者の数学教師・弘光由貴を演じ、《竹内涼真ってラブコメにめちゃくちゃ合うね》《弘光先生の塩対応ぶりがハマってる》といった声が上がっていた。
「実写ドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』は、10月25日からAmazon Prime Videoで世界同時配信されます。世界配信というフォーマットでは、近年はNetflixの『ONE PIECE』や『シティーハンター』など実写化の“当たり”が続いている状況。今回はオリジナルストーリーが展開するということで、どこまで『龍が如く』の世界観が再現されるのか気になるところですね」(芸能ライター)
実写ドラマ化発表の段階で、早くも批判を招いてしまった竹内。原作ゲームファンを唸らせることになるのか、好青年のイメージから一皮むけた演技を期待したい。