女芸人は引き立て役?

 絶賛する声があがる一方で、

《女優さんの横に引き立て役みたいに女芸人さん置くのやめて欲しい》

《芸人さんを貶すみたいなやり方、見ていて気持ち良くない》

《なんか公開処刑みたいで可哀想……本人たちは芸人だしネタにしてるのかもだけど》

 などと、賛否両論あるようだ。

「美人女優やモデルと女性芸人の組み合わせで、容姿の違いが際立ってしまい“公開処刑”と話題になることは多々あります。2019年に松本伊代さんがインスタにアップした横澤夏子さんとの写真では、顔の大きさの違いに驚く人が続出。横澤さんといえば、過去にもおのののかさんとの2ショットで“顔が大きい”といじられていました。

 他にも、2022年7月放送のABEMAの番組『迷えるとんぼちゃん』でキンタロー。さんが過去にタレントの芹那さんと行った旅行で、公開処刑にあったと話しています。なんでも芹那さんがお揃いの服を持ってきてお互いに着たのですが、お揃いなだけにスタイルの違いがわかりやすすぎたとのこと。芹那さんも残酷なことをしますよね」(前出・女性誌ライター)

 確かに女性芸人は自身の容姿をネタにして笑いを取ることも多いが、“笑わす”のと“笑われる”のには大きな違いがある。もちろん、今回小松菜奈ニッチェが一緒に発表会に登場したことに、引き立て役にしようなどの他意はないだろう。

 一番の問題は、人の容姿を比べてあれこれ騒ぎ立てる私たちの「ルッキズム(外見至上主義)」なのかも知れない。