7月3日、陣内智則がYouTube『陣内智則のネタジン』を更新。吉本の年収億超え芸人を発表した。
「ネットで話題になったニュースについて語る企画で、トミーズ雅さんが大阪の番組で明かした年収億超えの吉本芸人の話題について言及。雅さんは“億イレブン”と、年収1億円超えの吉本芸人は11人しかいないと語っていましたが、陣内さんは“もっといる”と具体的な名前を上げていきました」(スポーツ紙記者)
トミーズ雅が名前を上げたのは明石家さんま、ダウンタウン、ナインティナイン、今田耕司、東野幸治、千鳥、かまいたちの11人。陣内は師匠クラスや明石家さんま、ダウンタウンは億超え確定のため、それ以外の芸人から億超えスターを紹介することに。
「陣内さんが“億超えスター”認定したのは、ナインティナイン、今田耕司、東野幸治、博多華丸・大吉、千鳥、かまいたちのほか、霜降り明星・粗品や麒麟・川島明など14組の名前を挙げていました」(同・スポーツ紙記者)
名前が上がった芸人は帯番組のMCや多数のレギュラー番組を持つ売れっ子芸人たちばかりだけに納得だろう。しかし粗品はコンビとしてのキー局のレギュラー番組は『新しいカギ』(フジテレビ系)の1本だけだが……。
「陣内さんも動画内で語っていましたが、粗品さんはコンビはもちろん、1人でやっているYouTubeも絶好調のため、YouTubeだけで“億超えしているのでは?”と指摘していました。再生回数によって入る広告収入はもちろん、粗品さんには多くの“太客”がいることで有名。生配信を行うと、多くのスパチャ(投げ銭を送れるスーパーチャットという機能)が飛び交います。昨年にはスパチャで受け取った額が1億円を超えたことを本人が明かしています」(制作会社関係者)
粗品の“億超え”を裏付けるエピソードはほかにも。
「粗品さんはギャンブルの資金として、所属する吉本の系列会社『よしもとファイナンス』から高額借り入れをしていましたが、昨年借りた5000万円を返済したことをYouTubeで報告しています。“納税のため”という理由で5000万円を借りたそうですが、納税額がそれぐらいなければ、融資は受け入れらないでしょう。年収億超えなら所得税の税率は45%ですから、融資の額を考えても億越えしているのは間違いないはず」(同・制作会社関係者)
返済を報告する動画内で粗品は、
「吉本に金借りているからこれぐらいに抑えておこう、一線は越えないでおこうというラインでやっていた」
と有名人たちへの“口撃”をセーブしていたと語っていた。
「テレビ不況でギャラは年々安くなっていますからね。生配信を1回行えば百万円単位でスパチャを投げてもらえる粗品さんからすれば、テレビ出演で稼ごうとはまったく思っていないでしょう。粗品さんの“太客”たちは“人を傷つけない笑い”とは真逆のスタイルを支持。木村拓哉さんなど大物相手にもビビらずに、歯に衣着せぬコメントをすることを期待して投げ銭をしています。粗品さんからすればテレビのオファーがなくなっても食える訳ですから、“太客”が離れない限りは強気な姿勢は崩さないでしょう」(同・制作会社関係者)
令和の“億超えスター”が芸能界で大暴れする日は、まだまだ続きそうだ。