そもそも、7月5日には都民ファーストの会の都議がXに、こう投稿。
《「R」のプラカードを掲げて大声・奇声をあげていた皆さんが貼って帰るのを目の前で見たので、間違いなく蓮舫さんの「R」です》
7月10日に放送されたニュース番組では、自民党の杉並区議がテレビ局からRシールを都知事選の告示前に見かけたか聞かれると「なかったですね。間違いなく」と証言。
蓮舫の支援者一部がやったこと
7月11日に配信された『AERA dot.』の記事では、JR新宿駅近くの衣料品店の店員の証言として、
《小池さんの演説が終わった後だったんじゃないかな。Rの文字が書いてある掲示板を持った人がたくさんいました。そのなかの何人かがシールを貼っていましたよ》
《丁寧に貼る、というよりは、ポンポンと機械的に貼っていく感じです。抵抗感はなさそうでしたね》
と報じている。
つまり、蓮舫氏は「関係ない」と言い張るが、都内の議員や報道によれば「蓮舫の“本丸”ではないが、支援者の一部がやったこと」といった指摘をしているのだ。
改めて話を聞くため、蓮舫事務所に電話をしたが、呼び出し音が鳴るだけで、誰も電話に出ることはなかった。選挙中に蓮舫事務所が使用していた携帯電話にもかけたが電源は入っていなかった。
ちなみに、フジテレビの報道番組は、このRシールについて街頭インタビューを行い、若者たちに「このRは何だと思うか?」と聞いていた。その答えが……。
「Rakutenみたいなマーク」
「電車ですかね、JRの」
異例ずくめと言われた都知事選が残したものとは――。