“反トランプ”の急先鋒がスキャンダルで失墜
「トランプさんを評価をめぐってはアメリカが大きく二分しているのは周知の通り。特にハリウッドは“反トランプ”色が強い。しかしトランプさんが当選した2017年に、ハリウッドの大物プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタイン氏が長年に渡り多数の女性に性的暴行をはたらいていたスキャンダルが噴出。“反トランプ”の急先鋒が失墜したのです」
ワインスタイン氏は、23年の禁錮16年の有罪判決を受け刑務所に収監中だ。
来たる11月の大統領選に向けて対決が目される現職の民主党のジョー・バイデン大統領周辺も騒がしくなっていると前出の政治ジャーナリストが続ける。
「バイデンさんは81歳と高齢であり、ウクライナのゼレンスキー大統領をロシアのプーチン大統領と言い間違えるなど、致命的なミスが頻出。先日のトランプさんとのテレビ討論会でも“完敗”し、民主党内では撤退論も出る“内輪揉め”状態に。ただ、トランプさんと戦える別候補もいない。こちらもトランプさんへの“追い風”となる可能性もあります」
SNS上では“襲撃を受けた翌朝からゴルフをするトランプの姿”がおさめられた真偽不明の動画も流出。毀誉褒貶あれどトランプ氏がやはりアメリカ級の“強運”かつ“強靭”のイメージは固まりつつある。