「昨年放送された『バチェラー5』も関係者の間で失敗作といわれています。バチェラー役の長谷川恵一さんが“バチェラーのスペックじゃない”“誰もバチェラーに恋してなさそう”などと叩かれてしまったんですね。バチェラーシリーズは日常では出会えないバチェラーやバチェロレッテと非日常な空間で恋をする様子を見せるもの。
長谷川さんはもともとその前年に放送された『バチェロレッテ2』の最後の2人に選ばれた男性。元バスケットボール選手で長身だし、そのときは視聴者から人気があったのですが、非日常感は出せなかった。ではなぜ長谷川さんがバチェラーになったかというと、人材不足ですね。ハイスペック男性はこの番組に出るメリットがないんですよ」
別れたことを報告したのは潔かった
バチェラー5の失敗(?)をふまえて制作サイドの気合の入れようがうかがえた、と前出の関係者。
「亜樹さんがバチェロレッテに発表されたときは賞賛の嵐でした。今回、亜樹さんはおそらく条件付きで出演を承諾したのだと思います。その条件がどんなものかはわかりませんが、おそらくキスなどはNGにしていたと思います。あと、実家訪問もNGだったんじゃないかな。普段のシリーズは2~3か月くらいの期間、撮影するのですが今回は1か月で全編バリで撮影されました。
ラストローズに残る参加者とバチェラー・バチェロレッテは自身の実家やお相手の実家に行くのですが、それもNGにした可能性がある。元々シーズン途中から実家訪問は貸しスタジオになったのですが、それでも地元には行きますからね。制作側はそういった条件を飲んででも今回のバチェロレッテの人選は妥協したくなかったのでしょう」
結果、恋が生まれないという異常事態になったのだろうか。
「それもリアルといえばそうですが、亜樹さんが終盤はつらそうなのが見ていて苦しかったです。バチェラー・バチェロレッテはとても孤独なので出演者男性ももう少し寄り添う配慮があれば、と思いました。
でも最後の男性に選ばれた医師の坂口さんと帰国後もカップルのふりをせずに最後に別れたことを報告したのは潔かった。前シーズンの失敗は次の人選に毎回、生かされてますので次回作はより良いものになるんじゃないでしょうか」
番組の存続が危ぶまれていたが、どうやらその心配はなさそう?