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警視庁立川署は22日、東京都国立市に住む無職の小峰陽子容疑者(74)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。容疑者は同日午前6時40分ごろ、自宅で殺意を持って、紐状のもので母親の小峰フクさん(102)の頸部を絞めたあと、刃物のようなもので首を刺すなどして、傷害を負わせたというもの。
「容疑者自身が犯行直後に“母親の首を絞めて殺した”と110番通報していた。立川署員が駆けつけると、寝室のベッドの上で、フクさんが血まみれで倒れているのを発見。だが、搬送先の病院で死亡が確認されたため、警察は容疑を殺人に切り替えて捜査を進めている」(全国紙社会部記者)
警察の取り調べに対して陽子容疑者は、
「ポータブルトイレに母親が移動できなくなり、自分が移動させるようになった。介護がきつくなって殺してしまった」
と供述しているという。
15年ほど前に離婚して実家へ戻ってきた容疑者
容疑者が生まれた前後に、事件現場となった一戸建て平屋に引っ越してきた小峰一家。
「父親は近隣にある大きな企業で働いていて、定年まで勤めあげた。母親は専業主婦だったね。容疑者は長女で、年子の妹がいました」(近所の住民、以下同)
容疑者は中肉中背で、口数が少なくおとなしかったようだ。
「年頃になって、北海道に嫁いで、2人の子どもももうけた。すでに孫も2人いたようでね」
ところが、15年ほど前に離婚して実家へ戻ってきた。