眞子さんの結婚強行
両親や国民から、反対の声が上がってもなお、眞子さんが小室さんとの結婚を強行したことは記憶に新しい。その背景には、“相手に逃げられたら終わり”という焦燥感があったのかもしれない。
「圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚して以降、秋篠宮ご夫妻は、ふたりの結婚に反対の姿勢を示されるようになりました。それでも、眞子さんが結婚の意を覆すことはなく、最終的に、ご夫妻が娘の意思を尊重される結果となりました。しかし、ふたりの結婚は、秋篠宮家に対する批判の火種となり、その影響は現在にも及んでいます。だからこそ、ご夫妻は佳子さまのご結婚に慎重になられているのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は、秋篠宮ご夫妻が、眞子さんの結婚の意思を尊重したのは悪手だったと語る。
「眞子さんの結婚を容認してしまったことは、佳子さまの結婚に反対することを困難にしていると考えられます。眞子さんの結婚を認めたという前例がある以上、最終的にはご両親が折れる形にならざるを得ないでしょう。
ご姉妹で国民の信頼や敬愛の念を裏切る結婚に踏みきってしまった場合、秋篠宮家の子女教育における能力と責任の欠如も問われ、ひいては、悠仁さまの教育についての疑問も生まれる可能性があります」
加えて、内親王のお相手の理想像について、小田部名誉教授は次のように続ける。
「天皇陛下の妹である、黒田清子さんや、高円宮家の三女である守谷絢子さんがそうであるように、内親王や女王のお相手が必ずしも旧華族の家柄である必要はないと思います。とはいえ、おふたりのお相手は、社会からの信用度が高く、一定の社会的評価を得る職務に就いておられます。また、ご家族も相応に良識的なお家であるようです。一方で、小室圭さんの場合は、ご家族の社会的信用に大きな問題がありました。このように、皇室の特別な地位や利権を望んでいるように見えてしまうお相手との結婚でなければ、国民が反対することはないと思います」
極秘で進む“焦燥の婚活”は、再び国民からの反発を招いてしまうのだろうか─。