学校生活を晒された悠仁さま

佳子さまと“友達だった”と話すMayu(本人のYouTubeより)
佳子さまと“友達だった”と話すMayu(本人のYouTubeより)
【写真】同級生によって流出してしまった、悠仁さまの修学旅行の様子

 昨年の冬ごろ、悠仁さまもユーチューバーに学校生活を“晒された”ことがあった。

悠仁さまが参加された修学旅行の詳細が公開されてしまったんです。動画内では、修学旅行のしおりや具体的な旅程だけでなく、学校関係者しか知らないようなエピソードや、悠仁さまを隠し撮りしたような写真まで……。それらの情報源は“学校の生徒”とも明かされており、同級生の誰かがユーチューバーにリークしていたのです」(皇室担当記者)

 この動画が公開された当時、週刊女性が動画内の写真や情報の真偽、悠仁さまのプライベートな情報が漏洩したことについて、宮内庁に問い合わせたところ、

《お尋ねの動画の内容に係る事実関係については、お答えを差し控えます》

 との回答を得ている。

 象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院人文学研究科の河西秀哉准教授は、当時の宮内庁の対応を振り返る。

「宮内庁がもっと注意喚起をしても良いと思いました。どこかで釘を刺しておかないと、どんどんエスカレートしていくこともあるでしょう。ある種の抑制は必要だと思いますが、強制することはできないので、ある程度からは仕方がないと割り切ることも必要になると思います。そうした状況を踏まえ、悠仁さまご自身も“見られている”という意識を持って、日々の行動に気をつける必要はあるでしょう」

 大学進学に伴って、より一層、悠仁さまのプライベートが晒されてしまう危険性は高まるだろう。ITジャーナリストの三上洋さんは、悠仁さま世代のネットリテラシーについて、こう分析する。

悠仁さまの世代は、最初に手に持つ携帯がスマホになる“スマホネイティブ世代”。この世代の特徴のひとつとして、SNSを当たり前のように使い、情報収集もSNS検索を利用します。SNSが身近すぎるあまりに、自分の個人情報や他人の顔をネットに投稿することに抵抗感がなく、周囲もそれを止めない世代になってきています」