日本代表による熱い戦いが繰り広げられているパリ五輪。メダルを獲得した選手たちに注目が集まるのはもちろんのこと、今大会から採用されたある技術も話題となっている。
“盗撮防止”ユニフォーム
「バレーボール女子日本代表をはじめ、6競技の選手が試合で着用している“盗撮防止”のユニフォームです。スポーツメーカーのミズノが新素材を用いて開発したもので、赤外線カメラを用いて撮影しても身体のラインや下着が写りにくくなる、という効果が期待されています。
近年、プロだけでなくアマチュアスポーツ界でも、ユニフォーム姿の女性アスリートを狙った盗撮被害が問題視されています。その対策に向けた革新的な技術であり、今後は一般的にも普及していくものと思われます」(スポーツ紙記者)
ネット上では、個人が撮影したものと思わしきアスリートの盗撮写真が数多く存在している。問題が表面化され、逮捕者も多数出てはいるが、被害の根絶に向けた取り組みはまだまだ継続していく必要がある。
そしてもちろん、盗撮被害に遭うのはアスリートだけではない。パリ五輪開幕と時同じくして、X上でとあるアカウントが話題になった。
「そのアカウントでは、街中にいる一般女性を盗撮したと思われる写真が多数投稿されていました。ぼかし処理などはなく、顔などがすべて判別できてしまう状態で、地下鉄の電車内やコンビニといった公共の場で撮影されたものがほとんど。現在は凍結されていますが、一時は2万5千人以上のフォロワーがいました。
このアカウントが大きく拡散されると、次々に他の盗撮アカウントの存在が報告され、SNS上に蔓延る被害の多さが話題に。電車に乗っているだけ、コンビニで買い物をしているだけで撮影されてしまうという、防ぎようのない手口に怒りと恐怖の声があがっています」(全国紙記者、以下同)