黒岩祐治氏(神奈川県知事)

《生放送前のナマだよ~!! ニュルニュル~》

 黒岩氏が元愛人女性に送ったメールの一本だ。2023年、神奈川県知事選挙終盤に『週刊文春』が黒岩氏のエロメール不倫問題を報じた。

「元愛人のA子さんは黒岩氏がキャスター時代からの付き合いでした。卑猥なメールだけではなく、A子さんにはAVの購入も要求し、それらを流しながら行為に及ぶこともあったそう。A子さんは『女性としての尊厳が踏みにじられているようで、本当に嫌でたまりませんでした』などと語っていました」

 だが、黒岩氏が神奈川県知事になるころに突然、関係を終わらせたという。知事就任後にA子さんが電話すれば怒鳴り散らし、「関係を奥さんに伝える」と訴えると、慌ててヨリを戻そうと告げてきた。

 明らかになったゲスっぷりは県民を失望させた。

米山隆一氏(新潟県知事)

「中年男性ののぼせ上がり」などと反省の弁を述べた米山氏。知事就任前から出会い系サイトで知り合った女子大生と交際と称した「パパ活買春」関係が報道された。

米山隆一氏(新潟県知事)「米山隆一公式サイト」から。妻の室井佑月氏と
米山隆一氏(新潟県知事)「米山隆一公式サイト」から。妻の室井佑月氏と

「落選中、お付き合いする人に恵まれない中で、相手の方の歓心を買おうとプレゼントや金銭の授受があった」「少なくとも私は恋愛感情があった」(米山氏)

 月に2~3回の逢瀬を重ね、その都度3万円を手渡しており、知事就任後にはさらに1万円増額していた。

「金銭を渡した理由を『より好きになってもらおうと思った』などと明かしていましたが、相手は2人いた。恋愛感情があったとしたら浮気です。金銭の授受を差し引いたとしても真剣交際とはいえません」

 現在の妻である作家の室井佑月氏とは、仲むつまじそうで何より。

石原慎太郎氏(東京都知事)

 作家としてだけでなく、保守政治家としても強烈なカリスマ性を誇っていた石原氏だが、差別的な失言が問題になったことは一度や二度どころではない。2001年、週刊女性でのインタビュー発言は大問題に発展した。

石原慎太郎氏(東京都知事)
石原慎太郎氏(東京都知事)

「かつて対談した大学教授の言葉を引用する形で『最もあしきものババア』『女性が生殖能力を失っても生きているのは無駄で罪です』などと語り、女性たちが激怒しました」

「ババア発言」はその後、裁判にもなった。

「石原氏は小池百合子東京都知事に対しても『年増の厚化粧』と蔑んだ。もともとの人間性もあるでしょうが、権力を盾に言いたい放題でしたね」

 たびたび舌禍事故(?)を起こしていた石原氏の暴言は枚挙にいとまがないが、亡くなった今となっては惜しまれる人となった。