佳子さまの印象

16日、『ドレミファダンスコンサート』でポンポンを振られる佳子さま
16日、『ドレミファダンスコンサート』でポンポンを振られる佳子さま
【写真】英国のリーズ大学留学中、交際相手と囁かれた男性と談笑される佳子さま

 加えて、佳子さまの印象について、この担当者が続ける。

「周りを明るく、元気づけてくださる方だなと感じました。佳子さまは、ご視察だけでなく、子どもたちと一緒に身体を動かしながら、プログラムに参加してくださいました。カレーを配膳されたほか、巨大ランタン作りもお手伝いしていただいて。ランタンを作って、最後に側面に寄せ書きをしたとき佳子さまは“アグーナリーでみんなが楽しめますように”と書いておられて……。一人ひとりにお気遣いくださるご様子に、私も勇気づけられました」

 佳子さまは、かねて障害のある人々に関する行事に積極的に出席してこられた。

「高校生が手話を取り入れた演劇やダンスの表現力を競う『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』には、'14年の第1回大会から、新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となった2回を除き、毎年、開催地である鳥取県に足を運ばれています。また、全国の高校生が演題に合わせて手話でスピーチを行う『手話によるスピーチコンテスト』には'22年から出席を続けており、昨年の大会では、7分間の挨拶をすべて手話でこなされました」(皇室ジャーナリスト、以下同)

 海外へ赴かれる際は、その国の手話を習得し、現地の耳の不自由な人々と交流されたことも。

「今年5月、ギリシャを公式訪問された際、佳子さまは現地にある国立の、ろう者を支援する施設を訪問されました。そこで、日本語の手話とは異なるギリシャ語の手話で挨拶をし、現地の人は驚いたそうです。また、昨年11月に南米のペルーを訪問された際も、現地の手話を使って、耳の不自由な子どもたちと交流されたのです」

 公務以外でも、佳子さまはろう者に寄り添ってこられた。

佳子さまは、手話通訳の世間への認知や聴覚障害者の自立を推進する『全日本ろうあ連盟』の非常勤嘱託職員として'21年から勤務されています。就職されてしばらくは新型コロナウイルスの影響でテレワークが続いていたようですが、最近は不定期ながらも、新宿区内のオフィスに出社されているようです」