「自信があるから産んだんです」

 ならば個性的かつオシャレすぎるファッションは……?

「あれは昔からですよね。『笑っていいとも!』のレギュラー時代にも黒い山高帽など、オシャレなハットは彼女のアイコンになっていましたし、事実婚の夫もアパレルの社長さんでしたから

 萬田は19歳でミス・ユニバースに選出され、翌年、NHKで女優デビューした。その翌年には映画でヌードシーンに挑戦。29歳のときに7歳年上の不倫相手、アパレル会社社長との子をニューヨークで出産し、日本中から大バッシングを受けた。

 出産後、帰国した萬田は会見で「未婚の母の状態は快適です。自信があるから産んだんです」とコメント。

「あの強気発言で彼女の覚悟を知り、バッシングをやめた人も。当時からすでに“時代の先を生きる女性”という感じでしたね。パートナーとは籍を入れず、25年間も事実婚を続けました。相手に自分以外の愛人、隠し子がいた事実を知った後も介護を続け、看取り、喪主も務めています。夫の企業のバイアウトの際には、株主として10億円を手にしたといわれていますね」

 なんとも波瀾万丈な人生!

「本当に山あり谷ありの人生ですが、毅然と、でも自由に謳歌している感じがひしひしと伝わります。私が思う3大“毅然”女性は松田聖子さん、国生さゆりさん、そして萬田さんです」

 コロナ禍以降は美しくあることの重責(?)から解き放たれ、好きなものを着て、自由に“ありのままの自分”を楽しんでいるような萬田。

「彼女の人生、ぜひドラマ化してほしいですね!」