“もし進”で訪れる3つの危機
「気候変動問題に取り組むことは、楽しく、かっこよく、セクシーであるべきだ」
この発言の意図を記者団に問われると、
「それをどういう意味かって説明すること自体がセクシーじゃないよね」
などと回答。こうした発言は、国内だけでなく海外メディアでも大きく報じられ、その資質に疑問符がついた。そんな“セクシー内閣”が誕生すると、日本に3つの危機が訪れる可能性がある。
1つ目は外交問題だ。
政治ジャーナリストの田中良紹氏は、こう話す。
「今、世界情勢は大きく変わろうとしています。アメリカが力を失い、中国やロシアが台頭してきている。だからこそ今回の総裁選は、習近平やプーチンなどと対等に渡り合えるのかということがメインテーマになるはずなのですが……。仮に進次郎氏が首相になったとき、閣僚経験が環境相だけの彼に、はたしてその力があるでしょうか」
中国やロシア、そしてアメリカの要求をうまくかわせる首相でなければ、日本が食い物にされかねない。これに伴い2つ目の危機、経済状況の悪化が起こるかも……。
「進次郎氏の父・純一郎元首相は、結局のところアメリカの言いなりでした。純一郎元首相は、アメリカが出す年次改革要望書を、言われるままに実行したんです。それによって日本の地方経済は疲弊し、デフレが今も尾を引いている状況です」(田中氏)
経済が悪化すれば、私たちの生活はさらに苦しくなる。進次郎氏に列強と渡り合う力量があるかは未知数だが、さる政界関係者はこう話す。
「進次郎は、妻に頭が上がらないんです。そんな彼に、外交は期待できないでしょう」
2019年、進次郎氏はキャスターだった滝川クリステルと結婚。2020年に息子が、2023年には娘が誕生している。
「進次郎も公に語っていることですが、長男を幼稚園に毎朝送ったり、滝川さんが仕事のときは早く帰って自宅で子どもの世話をしたりするなど、奥さんにそうとう気を使っている。仕事においても滝川さんの了承が必要なことがあるようで、内容によっては“妻がちょっと……”と断るようです。妻が怖くて総理大臣が務まるのでしょうか」(同・政界関係者)
進次郎氏が首相になった際には、滝川が“陰の実力者”なんていわれたりするかも。