そんな中、2019年にラウール、目黒蓮、向井康二の3人が新たに加入。

「6人での活動期間が長かったこともあり、新規加入を受け入れられないファンも多くいたようです。また、加入から1年ほどでデビューに至りましたから“6人ではダメだった”と突き付けられたように感じた人もいたようです」

 後から加入した3人はアクロバットがあまり得意ではなく、これまでのグループの強みが消されたといった声もあり、

「6人時代のファンが“アンチ”のような状態となり、ネット上などで加入組の3人への誹謗中傷がずっと続いていたのです。特に、ラウールさんはグループのセンターを担うことが多かったので、アンチの“餌食”になりやすい立場でもありました。こうした自身の経験から、誹謗中傷やアンチの声には人一倍、敏感なのでしょう」

心のケアが必要な人を守りたい

 8月2日に公開された映画『赤羽骨子のボディガード』で主演を務めているラウール

 映画の舞台挨拶やインタビューでは、しきりに“心のケア”について発言していた。

「初日舞台挨拶で、映画にちなんで“守りたいもの”を聞かれると、“みんなの健康”と答えて“心の面で元気になってもらいたい”と答えていました」(映画ライター)

 8月1日に配信された『ファッションプレス』のインタビューでも、《心のケアが必要な人を守りたい》と、メンバーや同業の人に対して《メンタルサポーターになれる働きかけができたらいいな》とも話していた。

「自身が、さまざまな賛否両論を受けながらアイドル活動をしてきたことで、誹謗中傷には思うところがあったのでしょう。ストーリーズでした通報窓口の投稿は、自分や周囲のメンバーを守りたいといった意図があったのかもしれません」(前出・アイドル誌編集者)

 まさに“ボディガード”そのもの!