歌手でタレントの和田アキ子による名物冠番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)が、来春3月いっぱいで終了すると『女性自身』(光文社)のウェブサイトに報じられた。
和田は8月11日の放送で、パリオリンピック女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手の姿を「トドみたい」と発言し大炎上。翌週、謝罪に追い込まれた。現在は和田の所属事務所とTBS側との間で、終了の方向で話し合いが持たれているようだ。
アッコファミリーに訪れる“恐怖の土曜”
『おまかせ』は今年10月に放送開始40年をむかえる。長年にわたりTBSの“お昼の顔”を務めてきた和田であるが、ついに“勇退”を迎える可能性が高まった。
そこで生じるのが和田のライフスタイルの変化であり、とばっちりを受けるのはアッコファミリーのタレントたちではないかと語るのは芸能プロ関係者だ。
「和田さんは、土曜のお昼に『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送系)、日曜は『アッコにおまかせ!』と2つの生放送番組を持っています。日曜の仕事がなくなるとなれば、土曜の夜がぽっかりと開くことになり、飲み会の回数が増えそうなのです」
“アッコの飲み会”は芸能人にとって通過儀礼のひとつ。食事のメニューで頼んでいけないものや、箸の使い方、スマホの電源は切るといった、マナーに関して細かい不文律が存在する。平成ノブシコブシの吉村崇がスマホの電源を切り忘れ“座って2秒でぶっ飛ばされた”などの都市伝説がまことしやかにささやかれている。何より苦労するのは時間であると前出の芸能プロ関係者が続ける。
「和田さんは寂しがり屋なので、常に仲間といたいタイプ。かなり長時間に渡って飲み続けるそうです。場所は自身がプロデュースする『わだ家』が多く、それから自宅での二次会とエンドレスに続きます。それでも仕事に対するプロ意識は高いので、週末は翌日の生放送にそなえて深酒はしなかったでしょうが『おまかせ』が打ち切りとなれば、来春以降はどうなるかわかりません」
アッコファミリーたちにとって戦々恐々の“土曜日の夜”が訪れる日も近そうだ。