目次
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ー “非トレンディー女優”
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ー “持ってる”女優

 

 1990年代には人気女優として『Age,35 恋しくて』『セカンド・チャンス』『十年愛』など数々のドラマで活躍してきた女優、田中美佐子(64)。

 年下芸人との格差婚の後は仕事をセーブしていたものの、離婚してから1年、現在はドラマ『素晴らしき哉、先生!』で主人公の母親役を演じている。最近では、バラエティーやトーク番組などにも露出が増えている印象だ。インスタでは湘南ライフを満喫し、海釣りなどの趣味に励む様子がアップされている。儚げな役柄が似合うそのルックスからは想像のできない、意外なアクティブさだが……。

“非トレンディー女優”

「島根県にある隠岐諸島という離島出身の彼女は、大の釣り好き。インスタのプロフィール欄にも《actress》《narrator》と並んで《釣り師》という肩書をつけているくらいです」

 そう教えてくれたのは、『週刊女性』連載中のコラムニストで芸能評論家の宝泉薫さんだ。

「同じく離島出身の川口春奈さんも釣りが好き。自然体で飾らない性格や、都会っぽさが苦手そうなところも共通しているので“離島女優”の特色なのかもしれません(笑)」(宝泉さん、以下同)

 釣り以外にもビーチテニスやサップ、フェス参戦やK―POPの推し活……多趣味で友達も多く、完全にリア充がすぎてウラヤマシイ!

「田中さんがブレイクした1990年代はオシャレでゴージャスなトレンディードラマが全盛。同世代の女優の多くがそっち路線に全振りする中、彼女は純愛モノやホームドラマが似合う“非トレンディー女優”として演技派の評価を受けていました。ちょっと地味で、やや暗め。まるで曇りがちな日本海のようなイメージが、監督や脚本家ら玄人に受けていた印象がありますね。それだけに、今SNSで見せるプライベートの姿とのギャップは面白いですよね」