「嫌われ系ランキング」常連が1位に
続く2位も本人というよりは、周囲への評価のようで。
「共演者が東出昌大じゃなければよかった」(大阪府・40歳)、「なにわ男子の西畑大吾や菅田将暉が子ども役だったのに再放送されず悲しい」(東京都・22歳)
『ごちそうさん』('13年)の杏(38)がランクイン。夫役を演じた東出との結婚を残念と捉えている視聴者が多いもようだ。ドラマ共演から2年後の'15年に結婚、双子の女児と長男を出産したが'20年に東出と唐田えりかの不倫が発覚し、離婚。子育てのためにパリに移住するなど元夫に振り回された印象が拭えない。
「作品自体はよかったんですけどね。その後を知っている視聴者はどうしても『彼と結婚さえしなければ』という思いを抱えてしまいますよね。杏さんに残念なところは男を見る目、くらいしかないと思いますが」
再婚でマスコミをにぎわせる元夫を、杏はどう見ているのだろうか。
「大御所女優気取りで何様?」(63歳・東京都)、「いつも誰かともめている」(55歳・栃木県)
不名誉な1位は『おんなは度胸』('92年)でヒロインを務めた泉ピン子(77)。桜井幸子とのダブルヒロインで脚本は橋田壽賀子さん。放送期間中には若手女優をいじめで降板させた、などとの報道も。
「嫌われ系のランキングだとピン子さんは必ず上位に入りますね。もともとお笑いタレントだったピン子さんは『おしん』の演技が評価され、女優として振る舞うように。朝ドラのヒロインを務めたことで天狗の鼻はさらに伸び、若手をいびったりするようになったといいます。撮影スタッフなどにも居丈高な態度をとることでも有名。長年、一緒にやってきた『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)の集まりでも最近はピン子さんだけ除外されていることから、報道は本当だったのかと勘ぐってしまいます。そういった面を見ると確かに残念なヒロイン1位は納得です」
ひたむきに生きる朝ドラヒロインからは程遠い人物像に視聴者から多くの「残念」の声を集めた。
「今回ランクインした5人は作品ではなく、その後の私生活が影響していますが『ちむどんどん』の黒島結菜さんや『純と愛』の夏菜さんなどはいまだに『駄作ヒロイン!』などと気の毒なほど叩かれたりしています。それだけ視聴者が感情移入しやすいのでしょうね。半年間、毎朝見る顔だけに小姑化する視聴者も多いんです」
ドラマ後もその動向が追われているヒロインはつらいよ?