突出した存在感で急遽“グランプリ”に

《郡を抜いている》

《場慣れ感が半端ない》

 など、当時中学生だった玉城の風格に圧倒されるコメントがネット上で溢れかえった。

 一方、このオーディションで受賞者に選ばれ、現在は文筆家として活動している西田藍氏は動画を引用して、

《これ10年以上言われ続けてるんだけど普通に傷つくよ》

《現場でみんな仲良くしてたのにギスギスしてたみたいな前提で書かれるのが1番やだったな!》

 と、玉城と引き合いに出されるネットの風潮に対する不満を自身のアカウントで投稿するなど、物議を醸すことに。

ミスiDグランプリ授賞式時の玉城(『MAiDiGiTV』公式YouTubeより)
ミスiDグランプリ授賞式時の玉城(『MAiDiGiTV』公式YouTubeより)
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「ミスiDは、一般的な美少女コンテストの基準にとらわれないことをコンセプトに立ち上げられた企画。そのため、当初は6人の受賞者を同等の賞として扱う予定でしたが、玉城さんが突出して存在感があり、審査側が急遽グランプリを設け、玉城さんを受賞させたそうです。それほど彼女には光るものがあったのでしょうね」(芸能プロ関係者)

 受賞時、“10年に一度の逸材”と言われた玉城。あれから12年以上経った今でも、彼女の個性は輝き続けている。