10月19日、約4か月にわたり全国6箇所で開催された長渕剛のツアー『BLOOD』がファイナルを迎えた。同日に長渕はインスタグラムを更新し、前日のライブの感想や当日の意気込みを投稿。その熱量がファンの心を揺さぶっているが、一方で、
《ポエムのクセが強いんだよね》
《すごい熱量で書いてるんだけど、全く刺さらないのが逆に面白いな》
《一体何が言いたいのか全然伝わってこないんだけど》
と話題になっている。
「死んでりゃ神になれたのによ!」
「インスタでは写真がメインで文章は添え物程度の人が多いのですが、長渕さんの投稿はものすごい長文。それだけでも少し驚きますが、《昨日は九千人と激闘だった。だから、俺は死んだ》《くそったれ!!死んでりゃ神になれたのによ!》《頭ん中であの夏の蝉がクソみたいに鳴いてる!えっ、耳鳴り!ふざけんなよ、てめえら!》など謎に勢いがあり、それが魅力になっています。とても面白いのですが、中には面食らう人もいるでしょうね」(音楽誌ライター)
かなりクセのあるインスタ投稿だが、ファンには《泣けた》《アニキ流石です!》と突き刺さりまくっている。もちろん毎回インスタに長文を載せているわけではないようだが、たまに繰り出す長文がファンにはたまらないのだろう。
「別の投稿では《疲れた。とても俺は疲れた》《金、愛、思想、、、嘘と誠の間に生き 虚と実の間で病になり》と疲れた胸の内を吐露していたこともあります。かと思えば、鹿児島の霧島温泉で《舌を出して笑ったあの時のとんぼは、今、ここで、人よ!人間様よ!私が飛んでるわけが、わかるでしょ?ってとんぼを歌う俺に、優しく笑いながら言う》《羽を振わせ、大群でブンブン飛んでいる》と、名曲『とんぼ』になぞらえた投稿をアップしていました。やはりアーティストなので、どうしても創造性の高い文章になるのでしょう」(前出・音楽誌ライター)
さらに彼のインスタグラムを見ていくと、8月22日にはラッパーの般若とジムで会った投稿が。その日つけられていたキャプションは、般若と自身のやり取りをひたすら文字起こししたもの。2人の仲の良さがよく伝わってくる投稿だが、ひたすら会話に終始したインスタというのも中々異質ではないだろうか。
かなりシュールな長渕のインスタグラム。68歳とは思えない若さの源は、もしかしたらこの“自由さ”なのかもしれない。