「愚か者めが」ブーメラン

 丸川氏は不記載だった822万円について、こんな説明をしているという。

「派閥から“パーティー券のノルマ超過分は表に出さず処理をしろ”と言われたので不記載としたが、収支報告書を訂正しています。この不記載だったお金は口座で管理しており、手は付けていないと主張。派閥からキックバックされた日付も不明だとしていますが、口座で管理していたのならば、現金を渡された日付もわかるはず。さらに“不透明な資金の流れに気づけなかった”と話していますが、不記載にしろという派閥の指示がおかしいと思わなかったのか。とにかく丸川氏の説明には違和感しかありません」(全国紙政治担当記者)

 国民も、こうした丸川氏の説明には納得していないようで、

《何言ってるのか、わかりません》

 との声が多数。

重複立候補が認められず、比例代表の選挙公報に丸川珠代氏の顔写真は載っていなかった
重複立候補が認められず、比例代表の選挙公報に丸川珠代氏の顔写真は載っていなかった
【写真】「愚か者の典型」丸川氏が“消えた”自民党の選挙公報

 さらには13年前の民主党政権時、国会で所得制限のない子ども手当ての支給に反対する丸川氏が言い放った、

「愚か者めが。このくだらん選択をしたバカ者ども絶対忘れん」

 という発言が引き合いに出されている。SNSには、

《丸川珠代氏「愚か者めが」ブーメラン。テメェが「愚か者めが」》

《今までこんな人を支援してきた人たちの顔を見てみたい。愚か者の典型だわ》

《野党時代に子ども手当てを罵倒したあげく、自分は裏金作ってた愚か者はさっさと退場して》

 今になって懇願する丸川氏を“愚か者”と切り捨てる声で溢れている。

 果たして再選して“先生”と呼ばれるか、はたまた落選して“愚か者”となるか――。