朝ドラ『おむすび』に浜崎あゆみの曲

 紅組8位はLiSA、白組はSnow Man。7位にはももいろクローバーZ、Official髭男dismがランクイン。紅組6位には浜崎あゆみの名前が。

「朝ドラ『おむすび』の中で、浜崎さんの曲が歌われているシーンがあり、若い世代はそこで知った人もいるのでは? “ギャルのカリスマ”ってどんな人?みたいな関心はあると思う。そこで実物を見て“やっぱり本物はスゴい”となるか、“全然イケてない”になるか(笑)。同世代から“年を取ったな”と思われるのか……。2013年を最後に『紅白』に出場していませんから、出てくればいろいろな楽しみ方ができそうですね」

 白組6位、松平健の『マツケンサンバ』とのコラボなんて楽しそう。そして紅組5位にはAdoの名前が。

個人的には、いつまで檻の中で歌うのか、という思いがありまして(笑)。ついにあのスタイルで握手会まで行いましたよね。姿を露出するタイミングとして、『紅白』のステージを選びそうな気がします。いちばん視聴率の高い歌番組ですから。

 あるいは、以前の小林幸子さんのように衣装が舞台装置のようなパターンも面白いのでは。彼女自身、歌の実力があることはみんなが知っているので、むしろ見せ方を考えることが大切かも。

 ここ数年、小林さんの路線を引き継いだ水森かおりさんのインパクトが弱くなってきているので、新しい機軸としてAdoさんに頑張ってもらうのもいいかも」

 Adoと水森の、どこまで舞台装置になれるかの“シン・衣装対決”。確かに面白そう……。

 同位の白組に目を向けると、なんと北島三郎がランクイン。曲はダントツで『まつり』が聴きたいという声が届いた。“『紅白』引退宣言”の撤回を待つファンは多いのだ。

 4位には紅組、松田聖子。白組には玉置浩二が選ばれた。

「玉置さんは2022年の『紅白』で、安全地帯として37年ぶりに出場しましたが、放送された映像についてNHKとモメたと報じられました。局側が玉置さんの遅刻癖やドタキャンを心配して、生演奏を断念。別番組『SONGS』で収録した映像を使ったとか。

 ならば今回はその心配を逆手にとって、交渉しているところからカメラを回し、大みそか当日の会場入りするところにも密着して、そこから生演奏に入ってもらう。こんな演出、面白いと思いませんか? 現場に姿を見せない玉置さんをハラハラドキドキしながら待つスタッフ、なんてメイキングとしては視聴者も臨場感を味わえるかなと」