黒田清子さんについて振り返る
『皇室の窓』(テレビ東京系)で放送作家を務めるつげのり子さんは、黒田清子さんについて振り返る。
「清子さんは、'02年の誕生日文書で《将来的にその立場を離れる可能性がどうしても念頭にあるため、中途半端に投げ出してしまうことのないように、継続的な責任ある立場に就いたりすることは控えてきたということはあるかもしれません》と、綴っていました。総裁職就任という話もあったのかもしれませんが、内親王としての立場を考慮して、あえて就かなかったということも考えられます」
期待される皇室初の試み。動物関連の団体で、有力視されているものがある。
「盲導犬の育成訓練や視覚障害者の社会参加の促進などを目的としている『アイメイト協会』です。愛子さまは毎年4月に開催される学習院大学のイベント『オール学習院の集い』で『アイメイト協会』のブースに足を運ばれ、盲導犬との歩行を体験されるなど、関心があることは間違いないです」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同)
実は『アイメイト協会』と皇室にはつながりがあった。
「黒田清子さんが12歳の誕生日に、当時の天皇、皇后両陛下からプレゼントされた紀州犬のしつけを『東京盲導犬協会(『アイメイト協会』の前身)』の理事長だった塩屋賢一さんという方が担当していたのです。塩屋さんは盲導犬育成の第一人者だったそうで、それがきっかけで清子さんは盲導犬に関するチャリティーイベントに参加するなど、盲導犬の育成により関心を寄せるようになったといいます」
前出のつげさんも「動物に関連する団体という可能性はある」としたうえで、
「今は日赤の仕事で献身的に国民のために尽くしたいという思いが強く、総裁職の就任は、まだ先の話なのではないでしょうか。愛子さまのご性格上、仕事や公務、総裁職に関して、中途半端になるようなことは避けたいと考えているでしょうし、もう少し仕事が落ち着いてから、検討されるかもしれませんね」
愛子さまの動物愛が内親王初のシンボルになる日が待ち遠しい。