目次
Page 1
ー 悠仁さまが進学される学部の特徴
Page 2
ー 筑波大の留学制度
Page 3
ー 通学路の警備問題は

 12月11日、秋篠宮家の長男、悠仁さまに関するおめでたいニュースが報じられた。

「茨城県つくば市にある筑波大学の生命環境学群生物学類の推薦入試に合格されました。昨年6月、現在通われている筑波大学附属高校の学校行事の一環で、同大学を見学された際、昆虫に関する研究室があることや、実験や実習の種類が豊富にあることなどに惹かれ、受験する気持ちを固められたのだとか。秋篠宮ご夫妻は合格発表を受け、安堵されたそうです」(皇室担当記者、以下同)

悠仁さまが進学される学部の特徴

筑波大の敷地面積は東京ドーム約55個分にも及ぶ(筑波大学公式YouTubeより)
筑波大の敷地面積は東京ドーム約55個分にも及ぶ(筑波大学公式YouTubeより)

 悠仁さまが進学される生命環境学群生物学類とは、どのような特徴があるのだろうか。

「学群学類は一般的な大学の学部学科に当たります。生命環境学群生物学類は悠仁さまがご関心のある“自然誌”を学ぶことができます。悠仁さまは特に生き物や自然環境に興味を持たれており、中でもトンボへの関心が高く、昨年11月には共同研究者とともに『赤坂御用地のトンボ相』という学術論文を発表されました。筑波大でもトンボの研究を続けられることでしょう」

 祝福の声が上がる一方で、合格発表の裏には悠仁さま本人の“ご配慮”があった。

「実は、合格発表は悠仁さまの意思にそぐわないものだったのです。多くの受験生が追い込みをかける中、ご自身の個人的な合格発表は控えたいと考えられていました。しかし、悠仁さまの進学先を巡る報道が過熱したことで、宮内庁幹部の判断で即日発表に至ったのです」(宮内庁関係者)

 悠仁さまの進学先については、東京大学農学部など、さまざまな大学が取り沙汰されたが、筑波大学とはどのような大学なのか。

「筑波大には大学院生を含む約1万7千人が在籍しており、筑波キャンパスの敷地面積は約258ヘクタール。これは東京ドーム約55個分に当たり、1つのキャンパスとしては全国2番目の規模です。キャンパス内には研究棟や体育館、競技場だけでなく、学生宿舎やスーパーとカフェが併設されたショッピングプラザもあるなど、構内はひとつの街のようになっています」(筑波大OB、以下同)

 学生宿舎の規模も大きく、イベントも盛りだくさんだという。

「学生宿舎は合計で67棟、約3800の部屋があります。新1年生は優先的に入居でき、1年ごとの更新。2年目以降は抽選になっています。もし悠仁さまが1年次から、入居を希望される場合は、システム上、ほぼ間違いなく入居が可能です。

 行事でいうと、毎年5月に学生宿舎エリアを会場とした宿舎祭『やどかり祭』に加え、11月には一般の文化祭にあたる『雙峰祭』もあります。『雙峰祭』は“模擬店祭”と呼ばれるなど、数多くの出店があります。悠仁さまもお友達と楽しまれることでしょう」