トランプ夫妻と夕食会を楽しんだ安倍昭恵夫人(メラニア夫人の公式Xより)
トランプ夫妻と夕食会を楽しんだ安倍昭恵夫人(メラニア夫人の公式Xより)
【写真】「茂ってる」石破首相、黒々フサフサになった衝撃ビフォーアフター

 この次期大統領の心境変化について、政府関係者ではない2人の“私人”との会談は「無関係ではない」と解説する全国紙・政治部記者。

「昭恵夫人はトランプ氏から贈り物として書籍を託され、石破首相はそれを受け取っています。当然、夕食会でも“シゲルはどんな男なんだ?”との会話も交わされ、昭恵夫人から“ぜひ、会ってみてください”と推薦された可能性もある。

 いや、むしろこのタイミングでの渡米は政府からの“要請”とも考えられます。いずれにせよ、コミュニケーション能力には定評ある、“コミュ力おばけ”の彼女のおかげでトランプ氏が軟化したのは間違いないところ」

初当選時にも500億ドルの投資

 そして氏との関係も影響をもたらしたとのこと。

さんは日米関係や政治というよりもビジネスの話をしにいったわけですが、トランプ氏といえば根っからのビジネスマン。雇用増加を含めたアメリカの経済政策を打ち出す彼にとって、15兆円の投資を無下にするはずもありません。

 初当選時(2016年)にも500億ドルの投資を約束した氏は、今回も会見で“米経済への信頼度が2倍になったので、投資額も2倍にした”と会見で述べています。トランプ氏にとって、まだ日本には“ビジネスになりうる人材がいる”と判断したのでしょう」(前出・記者)

 2024年11月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するも、各国首相らが笑顔で挨拶を交わす中でひとり席に座ったまま、俯きながらスマートフォンを操作するところを映し出された石破首相。

 “私人”外交官の手腕によって、ようやく実現しそうなトランプ氏との会談だが、石破首相によるコミュニケーションで関係悪化にならなければいいが。