“被災地”との関わり方にも疑問
15日放送回では、東日本大震災発生から1か月が経過し、産休中の結のもとに栄養専門学校時代の友人であるカスミンこと佳純(平祐奈)が訪れる。
「震災から数日の間が心配や不安が強いのにそこを飛ばすのかと思いました。
さらに、結が被災地に行くものだと思ってたら、友達が栄養士として支援に行っていて、結はその報告を聞いているだけ。主人公がやるべきことなのでは? 肝心なことを何ひとつ主人公がやらない。結が被災地に行かないのは出産があったからだと思いますが、なぜ震災の前にわざわざ出産する展開にしたのか……」
新たに管理栄養士の西条小百合(藤原紀香)と伝説のギャル(渡辺直美)が新キャラとして加わるが、視聴率回復につながるだろうか。
「V字回復にはならないでしょうね。藤原さんは2話だけで退場を思わせるような展開で、使い捨て感が出ている。小手先でごまかしている感がすごい。新キャラを登場させるのはもういいから、とにかく気になるポイントをなくして、ちゃんとドラマを作ってほしいです」
『おむすび』は次にどんなツッコミどころがあるのかと、ある意味期待させる“浅”ドラだ。