元SMPA・中居正広の女性トラブルにフジテレビ社員の関与が疑われる問題で、元フジテレビキャスターで現・神奈川県知事の黒岩祐治が自らの見解を示した。
1月21日の定例会見で「フジテレビ社長の記者会見は当然中継されると思っていたので、中継がなくびっくりした。映像もないと聞いてがくぜんとした」と語った。各企業がフジテレビへの広告を控える動きについて聞かれると、会見の対応を例に上げて「スポンサーを大きく刺激して大問題になった。営業で頑張っている社員には大変な衝撃だと思う」と話した。
さらにフジテレビ在職中に、女性社員が絡む接待などを見聞きしたことはあるかと質問されると、「報道分野が長かったので芸能界の方とのつきあいは全くなかった。芸能界とどういうことがあったのかは全く知らないし、うわさでも聞いたことがない」と在籍当時を振り返った。
《よく言えたな…不倫してたクセに》
黒岩知事の会見についてはネット上からはこんな声が。
《よく言えたな…不倫してたクセに》
《この人に言われてもなぁ~》
《これ系のネタに発言するって、いじってほしいのか?》
《本番中でも不倫相手に電話するのに忙しかったみたいだからそんな噂は耳に入れる暇無かったんたろうな》
などのコメントが並んだ。黒岩知事が批判される理由について、全国紙県政担当記者は次のように語った。
「黒岩知事はフジテレビ時代に11年間も不倫していたことが、2023年の神奈川県知事選直前に『週刊文春』で報道されています。不倫相手へお下劣なメールを送っていた事も明かされました。県知事に出馬する直前に相手を捨てたことと、選挙中は雲隠れしていたことで相当イメージが悪いです。
選挙では4選を果たしましたが、後ろ盾が菅義偉元首相なのと、他の候補者が酷すぎたから勝てたと言われています。はっきり言って次は出馬も危ういでしょう」
黒岩知事も元フジテレビの人間として証言することはあるのだろうか。コンプライアンスに詳しい弁護士に聞いてみた。
「『週刊文春』は、港社長がディレクター時代からフジテレビ社内で“上納”をしていたと報じています。もし社内全体で悪しき文化が共有されていたという証言が出てきたら、黒岩知事も証人として聴取される可能性大いにあります」
いくら質問されたからと言って余計な一言を言ってしまった黒岩知事。どうやら寝た子を起こしてしまい、自らにブーメランを刺してしまったようだ。