スシローの広告から鶴瓶が消えたことにより、スシローへの批判が高まっている。
ことの発端は、連日報道されている中居正広の女性トラブル。一体、この騒動と鶴瓶の削除にはどんな関係があるのか。
「中居さんと女性の直接的なトラブルがあったのが23年の6月。その1か月前の5月に、中居さんの自宅でバーベキューが行われました。参加者は被害者女性とフジテレビの幹部、フジ以外のテレビ局員とタレントのヒロミと鶴瓶らだと文春電子版が報じました。フジテレビは被害者女性と幹部が中居宅のバーベキューに行ったことを認めています」（スポーツ紙記者）
この報道を受けたヒロミが情報番組『DayDay.』（日本テレビ系）に出演し、自身の同席に関して説明をした。しかしただひたすら「本当に申し訳ないけど普通のバーベキューだった、鶴瓶さんもいるし、僕もいるし」と困惑し、鶴瓶と一緒に先に帰ったという。
「スシロー、過剰反応すぎて呆れる」
フジテレビによる10時間超という異常な記者会見の後ということで、ヒロミは「本当に一睡もできずにこの番組に来ている」「昨日の会見見ても何かわからないけど、恐怖のようなものも感じました。僕はこの中にいるんだっていう……」と、普段より緊張した表情で語った。
そんな中、スシローのホームページから鶴瓶の姿が消えたのだ。
鶴瓶は23年7月から“スシローのこだわりの語り部”としてCM出演。さらに創業40周年を記念しポスターにも登場して、まさにスシローの顔として同社をPRしてきた。
「以前までホームページ内のバナーに鶴瓶さんの顔がありましたが、今ではそれを確認することができません。同社は女性自身の問い合わせに対し《お客さまから様々な声をいただいている現状を踏まえ、総合的に判断し順次対応しております》と答えていますが、これに対しスシローへ厳しい意見が上がっています」（同前）
X上には鶴瓶に同情した声、スシローへの批判が多く上がっている。
「スシロー、過剰反応すぎて呆れる」 「ただBBQ行っただけで削除なんて」 「鶴瓶さん、かわいそすぎる」 「スシローの中の人、頭大丈夫？」 「逆にイメージ悪くなったと思うよ」
中には「あのとき応援したのに」「恩を仇で返すな」「お店の存続危機のときにCMに出てきてくれた鶴瓶さんをたかがBBQに行っただけで削除するなんて」と、23年1月に起きた“スシローペロペロ事件”を引き合いにする意見も。
「スシロー事件とは、少年が寿司に唾液を付着させたり、醤油差しの注ぎ口や湯呑みをぺろぺろと舐め戻すなどの迷惑行為を同席した人がSNSにあげて炎上した事件です。スシローは被害届を提出し、約6700万円の損害賠償を求める裁判を起こしました（少年の責任が認められたため請求を取り下げ和解）。この一大騒動で客足が減るも、鶴瓶の広告効果もあって徐々に信頼を回復していきました」
鶴瓶は中居と公私共に仲がよく、日本テレビの『ザ！世界仰天ニュース』で長年共演していた。しかし、“それとこれ”に一体、何の関係があるのだろうかという意見が噴出している。
「恐怖のようなものを感じた」というヒロミ。こういった“負の波及”もそのひとつなのかもしれない。
