そして鶴瓶自身も“違和感”を覚えたのが、当日のヒロミの言動だ。2023年9月放送の『きらきらアフロ』(テレビ東京系)にて、
「中居に呼ばれて。中居のとこでね、“BBQをしたい”って。“BBQしたい”ったって、そんな友達おらへんしな。俺とヒロミと何人かや」
中居宅で開催された、問題のBBQエピソードを披露したのだが、
「ほならな、珍しい。ヒロミがな、俺にな、“べーさん、もう帰ろうや”って(笑)。100km走る男がな? 中居とこのバーベキュー、途中で帰りたいって(笑)」
同年8月の日本テレビ『24時間テレビ』チャリティーマラソンで100kmを完走したヒロミが、BBQでは途中“棄権”を申し出たことを珍しがり、不思議がった鶴瓶。
オジサンの会に“素知らぬ若い女性”
当のヒロミは先の『DayDay.』で、退場した理由について「夕方になって寒くなったから」としていたが、彼のことを知るベテラン芸能リポーターは「私の見立てですが」と前置きしつつ、見解は異なる。
「ヒロミさんといば、かつての生意気キャラで粗暴な印象があると思いますが、実は空気を読める、細やかな気遣いができる人。芸能界以外でも人脈が広く、友人には経営者も多くいることもあってか処世術に長けています。
おそらくは参加者のメンツからピンときて、何やら“訳アリ”とばかりに退散したのではないでしょうか。まあ、一般的に考えても顔馴染みのオジサンばかりの会に、素知らぬ若い女性が紛れていたら“あれっ? 誰かの…”と思いますよ」
一方の鶴瓶はというと、
「意外と天然というか、のんきに焼かれたお肉を頬張るタイプ。特にメンバーを気にすることなく、むしろ“えっ、何で帰んねや?”とヒロミさんを不思議に思ったんじゃないですかね?
まあ、2人とも後に深刻トラブルが起きるとは思ってもみなかったでしょう。それでもBBQの場で、芸能界の先輩として、友人として“中居、あんまりハメ外すなよ?”とひと言声をかけていたら、結果は違うものになっていたのかなと」(同・芸能リポーター)
2月6日、スシローは公式サイトにて、事務所とのやりとりや社内協議をした上で【広告などを順次再開することといたしました】と、鶴瓶の“再起用”が発表された。“歴史に残るとばっちり”の誤解は解けたようだが、中居との友情は複雑化したのかもしれない。