“不作の83年組”と呼ばれた1983年デビューの女性アイドルたち。中森明菜や小泉今日子らを擁した1982年の“花の82年組”と比較され、不名誉な称号で括られてしまった世代だが、その中でひと際輝きを放っていたのがいとうまい子。
「いとうさんは『微熱かナ』でアイドルデビュー。当時は“1億人のクラスメイト”というキャッチコピーで売り出されていたものの、本人は“アイドルが嫌だった”そう。1984年にはドラマ『不良少女と呼ばれて』(TBS系)の主演が一躍話題となり、その後は役者、バラエティータレントとして幅広く活躍しています」(スポーツ紙記者)
最近でも、2月7日に公開された映画『野生の島のロズ』で60歳にして声優デビューを果たしている。そんないとうが励んでいるのは芸能活動だけではない。
「2010年、当時45歳で早稲田大学人間科学部eスクールに入学。大学では予防医学について学び、その後はロボット工学について学びながら大学院に進学。現在も大学の研究室に所属し研究を続けています。芸能人が学びなおしのために大学進学を選ぶケースは珍しくないものの、いとうさんのように大学院に進んで研究を続け、なおかつ芸能活動を両立させるというのは並大抵のことではありません」(芸能プロ関係者)
《45と60で顔変わらなさすぎやろ》
さらに、今年の4月からは『情報経営イノベーション専門職大学』の教授に就任予定。『ヒューニング学』という、自分自身を“チューニング”するためのスキルを身につける新たな学問を教えるそう。ついに“教える側”にまで到達してしまったいとうには、ネット上で驚きの声が相次いでいる。
《大学入学から15年はやばい》
《教授って事は本人がめちゃくちゃ努力した結果》
《今の世の中でこれはエグすぎる》
《人生が朝ドラすぎる》
などと称賛の嵐。さらに、還暦を迎えたいとうの美貌にも注目が集まっている。
《相変わらず可愛いのも凄い》
《大学教授になるのもすごいけど、60歳に見えない美貌もすごい…》
《かわいいのに努力も出来る天才》
《45と60で顔変わらなさすぎやろ》
《すごい!不良少女と呼ばれてたのに。顔だけ変わってない》

「教授になって忙しさが増すことは想像に難くないですが、“元アイドルの教授タレント”という前代未聞の肩書を手に入れたいとうさんをバラエティーで起用したいと思うテレビマンは少なくないでしょう。こぞって飛びつくと思いますよ」(制作会社関係者)
もはや“セカンドキャリア”という言葉では表現できない彼女。これからも世間を驚かせる挑戦を続けてほしい。