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ー 路線バス車内で起きた卑劣な行為
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ー 穴フェチで有名

 バス車内の痴漢で劣情に火がついたのか、下車して逃げる被害者を追いかけて路上で、また……。この卑劣で乱暴極まりない男は、人命救助などをなりわいとする消防士だった。

路線バス車内で起きた卑劣な行為

北多摩西部消防署のホームページ
北多摩西部消防署のホームページ

 2024年10月22日、午後7時ごろ、東京都立川市から昭島市に向かう路線バス車内でのこと。

「車内後方の2人用シートの窓側に座っていた、帰宅途中の10代女子高生の隣に座り、太ももを触ったのです。通路側に座られて、ブロックされたかたちの女子高生は降車して走って逃げましたが、この男も途中下車して追いかけ、路上で服の上から下半身を触るなど、わいせつな行為におよんでから逃げたといいます。このような卑劣な行為が見逃されるはずもなく、女子高生の保護者は警察に相談。防犯カメラ映像の解析などの捜査を経て、容疑者の特定に至ったそうです」(全国紙社会部記者)

 警視庁昭島署が2月6日、不同意わいせつと都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕したのは、東京消防庁北多摩西部消防署の消防士・奈良田敦大容疑者(20)。容疑を認めているという。

「警察の取り調べに対し、“女の子の身体を触って性欲を発散しようと思った。ほかにも数えきれないほど痴漢を繰り返していた”などと供述しているといいます。警察に周辺のバス痴漢の被害相談が複数あり、余罪があるとみて関与の有無などを慎重に調べています」(同記者)

 東京消防庁によると、2024年4月1日に採用。消防学校で約半年間、座学や実習を経て同署に配属されたのは、同年9月20日だった。