一方で、こんな話も聞こえてくる。
「実は木村さん、今回の製作にはあまり乗り気じゃなかったらしく……。“やりたくない”と拒否感を示していたそうです」(テレビ局関係者、以下同)
しかし、出演者のスケジュールなどの事情が重なり、
「撮影の中止や延期は不可能だったそうです。そのため、木村さんの意向とは裏腹に、撮影が強行されることになったといいます」
今回はどうにか製作にこぎつけたが、実は『教場』は2023年秋に“ストップ”した過去がある。
「2024年春に放送するべく、スペシャルドラマの制作が進められていました。しかし、木村さんがどうしても脚本に納得がいかずに白紙になってしまったのです」
“長男”であることを自覚している木村
その後、脚本が改めて精査され、劇場版へと形が変わったようだが、木村はどうして乗り気ではないのか。
「やはり、フジ問題が大きく影響しているようです。“上納文化”の全貌も明らかになっておらず、企業としての体制にも問題があると指摘されています。さらに、今後どのような対応を取るのかも、まだわかりません。こうした状況で、フジ作品に出演するのはどうなのかという思いがあったそうです」
その裏には、木村が背負う“使命”もあるという。
「2024年4月に旧ジャニーズ事務所の新会社STARTO ENTERTAINMENTが始動してから、まもなく1年となります。東山紀之さんが芸能界を引退して、会社のタレントの中で木村さんは、事実上“長男”のような立ち位置に。こうした立場上、木村さんは自らの言動が、世間からの会社全体の見られ方や、後輩たちの仕事や決断に影響することを、強く自覚しています」(芸能プロ関係者、以下同)