4月25日、8人組アイドルグループtimeleszが『timelesz SUPER FAMeeting ~また夏が終わっていくんだね。でも、今年は新しい家族と過ごした最高の時間だった。だから夏の終わりも一緒にいようよ。唯一無二のレイトサマーParty!残暑の花火もいいんじゃない?~』と題したファンミーティングを開催すると発表。合わせて、交流イベントのミート&グリート『We're timelesz ミート&グリートepisode 1』の開催も告知した。
「会いに行きたいわけじゃない」
「今回のイベントの開催は、8人の新体制になって初の新アルバムが6月11日に発売されることを記念したもの。ファンミーティングは、9月15日に千葉のZOZOマリンスタジアム、23日に大阪の万博記念公園の2日間行われ、アルバムを購入した人の中から抽選で約5万人が招待されるといいます。一方、ミート&グリートは初のアリーナツアー『We're timelesz LIVE TOUR 2025episode 1~FAM~』から計700名が招待されるようです」(芸能プロ関係者、以下同)
アルバム発売を前に、かなり大規模となる今回のイベントの発表。情報がネット上に拡散されると、ファンからは“会える機会”に喜びの声が聞かれる一方、意外にも冷めた声が多く上がっている。
《ごめん……なんかダサい》
《地下アイドル臭いなwww》
《会いに行きたいわけじゃない 価値が下がるからやめて》
《手が届きそうで届かないからいいんじゃないのジャニーズって 切実に別の事務所でやって欲しい》
ネットでは、推しとの距離が“近すぎる”場に反発する意見が上がっているのだ。
「ファンミーティングは、歌って踊ることがメインなライブとは違い、アイドルへの質問タイムや、ファンと一緒にゲームをするなど“交流”することが多いです。さらに、ミート&グリートは“ミーグリ”と呼ばれ、イベントによりますが、ファンが1対1でアイドルと直接話せたり、写真撮影会が設けられていたりと、距離感の近さがウリでもあるんです」
スタート社に所属するグループのファンは、歌やダンスを直接見られるライブ会場で、遠くからペンライトやうちわを振りながら、キラキラした推しの姿を見に行くことが醍醐味なのだ。“会いに行けるアイドル”という今までとは違う方向性に、ファンは“拒否感”さえ抱いているのだろう。
じつは同グループは、前身となる『SexyZone』時代に、同じく“ファンミーティング”の名でイベントを開催したことがある。前出の芸能プロ関係者は、その“リベンジ”の意味も込められているのではないかと語る。
「実はSexyZone時代から、何度かファンミーティングを行っていて、2021年には10周年を記念したファンミが開催されました。オンラインでの配信だったのですが、彼らのトークが“グダグダだった”とファンから酷評が集まってしまったのです。
その声はメンバーの耳にも入っていて、その後、メンバーの松島聡さんがラジオ番組で『これからもっともっとトークを勉強して、Sexy Zoneが集まれたときに力になれたらいいなって思ってます』と反省していたほどでした。今回のファンミはその“過去”を払拭したいという想いも含まれているのかもしれません」
timeleszの“会いに行けるアイドル化”。メンバーの菊池風磨が「何をしても炎上する」と語っていたtimeleszだが、新たな挑戦がまたもや物議を醸したようだ。