埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故での発言で大炎上した『中町兄妹』の妹・中町綾が、3月12日に個人のYouTubeチャンネルを更新した。
事故現場ではいまだ救出作業中
炎上してから初めて投稿した動画は、友人や愛犬と江ノ島へ訪れた様子のもの。海辺を散歩したり、カフェで食事とおしゃべりを楽しむ姿を見せている。
再生回数は3月14日13時現在、55万を超えており、ファンから「綾ちゃん待ってた!!」「綾ちゃんおかえり!これからも動画楽しみにしてる」と温かいコメントが投稿された。
しかし、ネット上からはこうした声が。
《なんでやっと鎮火しそうなところにこういうことするのか理解できない。一回全部燃やし尽くして作り直したいのかな》
《本来ならユーチューブもまだしばらく自粛して裏方仕事とかおとなしくするのが普通だと思いますが》
など動画の更新に対して否定的な意見が目立つ。

まだ批判がある中、中町綾はどうして動画の更新をしたのだろうか。YouTubeに詳しいネットメディアライターに聞いてみた。
「おそらくYouTube以外からの収入が途絶えたからでしょう。綾さん含めてご兄妹の収入は、YouTubeからの報酬、インフルエンサーとしての企業広告、ブランドプロデュース、メディア出演と多岐に渡ります。総額で年収1億円を超えると言われています。
しかし、道路陥没事故について、被害者やご家族への配慮に欠けた発言で猛批判を浴びてしまい、メディア出演と企業広告はほぼ消滅しました。謝罪動画でのまずい発言も指摘されて、綾さんはモデル業の活動を休止。ブランドプロデュースの仕事も、ストップせざるを得ませんでした。今は、YouTubeしか収入を得る手段がないからだと思います」
現在も埼玉県は、事故の被害者を救出する作業を行っている。3月11日に開かれた災害対策本部会議では、トラック運転席上の地上から穴を開ける工事を行うために、周囲の地盤改良を始めていると報告された。さらに、運転席部分の上流側から掘り進める工事も並行して進めるという。
まだ活動再開をしてもいい時期とは言えない。動画投稿をすれば、批判されるのは明白なのに、どうして活動を続けるのだろうか。
「YouTubeで収入を得るには、動画再生回数による広告収入と、ファンが月額料金を払って特典を受けられるチャンネルメンバーシップ、ライブ配信した時に視聴者から貰えるスーパーチャット、オリジナルグッズの販売があります。
中町兄妹さんは、再生回数による広告収入とオリジナルグッズの売り上げがYouTubeでの収入源です。活動を自粛しても報酬を得られるメンバーシップをやっていないんです。今の状況でライブ配信は無理ですし、グッズの売り上げも、動画更新しないと多くは望めないでしょう。稼ぐためには、動画を投稿するしかないのだと思います」(前出のライター)
中町綾は、2023年にタワーマンションに住んでいると動画で明かした。住み続けるためにもYouTubeを更新せざるを得ないのか。