中居氏は、女性Aの心身の回復のために助けてほしいと依頼し、B氏らは、何かあったら連絡をしてほしいと述べた。中居氏はB氏らに対して、この件について「内内で」と述べて口外しないよう要請した。

 当委員会のヒアリングにおいて、B氏は、中居氏が女性Aと連絡先を交換していたこと、2人で会っていたこと、中居氏から女性Aに対する行為に驚いたが、中居氏の話から、本事案をプライベートにおける男女トラブルと認識したとし、J氏も、タレントやアスリートと女性アナウンサーが交際したり、結婚したりした事例が複数あることもあり、プライベートにおける男女トラブルと認識した旨を述べる。このように、両名とも、本事案を「プライベート」な事案であると認識した。

ウ B氏と中居氏とのやりとり

 2023年7月13日夜、中居氏とB氏との間で、ショートメールで以下のやりとりがあった。

中居氏からB氏
「B。また、連絡があり、接触障害(ママ・摂食障害と思われる)と鬱で入院。やりたい仕事もできず、給料も減り、お金も無くあの日を悔やむばかりと。見たら削除して。」[12]
「どうしよか。」
B氏から中居氏
「なかなかですね、、私から無邪気なLINEしてみましょうか??」

 その後、中居氏は再び女性Aへの対応について相談したいと述べ、7月17日の番組収録後にもB氏とJ氏は中居氏から相談を受けていた。

(2)見舞金の運搬

ア 女性Aと中居氏とのやりとり

 本事案後も、中居氏から女性Aに対してショートメールがきていたため、女性Aは、これに対応することが「耐えられず心が壊れ」た旨を述べている。
女性Aは、中居氏に対して、2023年6月6日には、「こういうことがあると、正直気持ちがついていけ」ないなどと伝えており、同月15日には、6月2日のことでショックを受け、仕事を休む旨を伝えた。

 また、同年7月11日には、6月2日がきっかけとなって食べられなくなったこと、入院することを伝え、数日後、摂食障害と鬱で入院したこと、目標にしていた仕事ができなくなり悔しいこと、長期入院によって給与が減り入院代が増えることについての苦しさについて、ショートメールで中居氏に伝えた。

12 B氏は中居氏の要請に基づき、同ショートメールをUI上は削除していたが、携帯電話内にデータが残っていたため、当委員会のフォレンジック調査により保全した。

 そして、同月14日には、本事案について自分の意に沿わないことであったこと、そのとき泣いていたこと、怖かったこと、6月2日に食べた食事の具材でフラッシュバックすること等を伝え、産業医や病院の医師も(中居氏を)訴えるべきであると言っていることなどを中居氏にショートメールで伝えた。同時に、訴えれば中居氏のダメージも大きく、自分も仕事が出来なくなるため穏便に済ませたいと考えていること、他方で自分の収入では高額な医療費を賄えないため治療費・入院費の支払いをしてほしいことも伝えた。