「事務所のスタッフも若い子が多く、自分のような古株をコントロールするのは難しいですからね。社長のつまみ枝豆さんからは“以前のようなギャラは保証できないし、おまえは一人で仕事ができる”と、自分の裁量で仕事することを許されているんです。2022年5月に参議院選挙で『れいわ新選組』から立候補した際も、事務所に相談なく独断で出馬しています」
退社宣言裏に「再出馬」の可能性
参院選で当選を果たした博士だが、うつ病を発症してしまい、当選から3か月で辞任することに。
「現在、体調はよくなりました。今年6月には僕が当選してからうつ病で辞任するまでの過程を収めたドキュメンタリー映画『選挙と鬱』が公開されます。ほかにも自分で出版社を設立したり、新コンビ『14歳』を組んで漫才をしたりと、いろいろやっています」
再び精力的に活動するようになった博士。今回、退社をにおわせる投稿を行ったのは別の側面もあるという。
「今年行われる参議院選挙や、東京都議会選挙の出馬を検討していました。もし実現したら、ますます事務所を通さない活動が増えますからね。あの退社宣言には、これ以上事務所に負担をかけたくないという気持ちもあるんです」
枠に縛られず、発信を続ける博士。これが彼の生きざまなのかもしれない。