─今、ご自身にキャッチフレーズをつけるとしたら?

役のイメージが強かった

西村「私は資格をいくつか持っているんですが、自分自身で全然役立てられていないんです。なので、もう“多芸は無芸”みたいな。芸能人なのに芸がなくてすみません!

田中「でも手話ができてすごい。合唱で前回もやったんですけど、今回も歌いながらみんなで手話をします」

大西「“指導・西村知美”です。無芸なんてことないですよ! 私は『スケバン刑事』で長女役だったので“結花姉って呼んでいい?”とか、由真が姉貴と呼ぶので“姉貴って呼んでいい?”って、よくファンの方から言われるんです。なので大場久美子さんの“1億人の妹”をもじって“1億人の姉”で(笑)。でも実は私、2人姉妹の次女で末っ子なんですけどね

田中「私はコメディエンヌになりたくて。樹木希林さんに憧れてたのね。だから“目指せ、晩年コメディエンヌ”で。ドラマ『もう誰も愛さない』で怖いイメージがついちゃったんだけど」

大西「役のイメージって、ついちゃうよね」

田中「その前年にコメディードラマをやったから、その路線でいけると思っていたら、翌年、全員が悪人のドラマで“その中のトップを走ってくれ”って言われて(笑)」

大西「あのころのドラマ、ドロドロが多かったよね」

田中そのあと石黒賢ちゃんと共演したとき、一切目を合わせてくれなかった、怖いと思われて(笑)。みんななかなか声をかけてくれなくて、寂しかったです。なので人生を逆転したい

大西「すごいわかる!」

田中「この中で私が一番お姉さんなので、もうやりたいことしかやりたくないですね。おっかない作品はもうやり尽くしました(笑)」

ネオ☆スターズで3人に会える!

フジテレビの『オールスター合唱バトル』がきっかけで生まれた合唱団。'80年代アイドルが中心となり、歌(エンタメ)と社会貢献の両輪で活動。6月8日(世界海洋デー)に大阪・関西万博、12月4日に東京・日航ホテル(台場)で公演。万博では『負けないで』『海の声』『イッツ・ア・スモールワールド』を歌唱予定。「事務所とか関係なく、自分たちがやりたくてやってます。楽しいですよ」(大西)、「完全にもう仲良しサークルです!(笑)」(田中)

取材・文/今井ひとみ